9月4日（日）、ＪＲＡ札幌でホッカイドウ競馬所属馬が出走し、下記の結果になりました。ご声援ありがとうございました。

札幌１０Ｒ　すずらん賞
　５着／１０頭　ミライヘノビジョン
　６着／１０頭　カンテサンス
　７着／１０頭　ベッティング
　８着／１０頭　オルディル
　９着／１０頭　ローズジュレップ
１０着／１０頭　ギンチャン

札幌９Ｒ　3歳以上500万円以下
　５着／１６頭　キングニミッツ


関係者コメント
◇すずらん賞
５着　ミライヘノビジョン
（宮崎騎手）
反抗心が強いなど、馬がまだ若い面があり、前半は仕掛けていくより、じっと辛抱して直線に懸ける競馬が合っていると思いました。ダートの走り以上に芝適性は高く、500万クラスなら十分通用する力はあると思います。
（松本隆宏調教師）
馬がまだ幼くて、レースでジョッキーが教えることが多い馬なので序盤から出していくことはせず、折り合って終いを活かす競馬を試みたんだと思いますが、良い脚でよく伸びてきてくれました。この走りなら上出来だったと思います。この後はおそらく中央に移籍することになるんじゃないでしょうか。

６着　カンテサンス
（五十嵐騎手）
気負いすぎていたことで、前半少し行きたがってしまいました。芝の走りは良かっただけに、もう少しゆったり道中運べれば、違った結果は残せたと思います。輸送や場の雰囲気などに慣れてくれば、十分通用する力はあると思います。
（桑原義光調教師）
序盤で掛かったし、最後の直線でも右に行くのか左に行くのか迷ったような感じのところもあったけど、全体としてはまずまず頑張ってくれたと思いますね。芝への適性も感じさせてくれる走りでした。血統的にも決して短いところだけの馬ではないでしょうから、この後はサンライズカップから２歳優駿（JpnⅢ北海道２歳優駿）に向けて調整していくことになると思います。

７着ベッティング
（桑村騎手）
芝の1200ｍではスピードに乗らず、ゴール間際にようやくエンジンが掛かったほど。マイル以上の距離は欲しい馬だと思います。

８着　オルディル
（城戸騎手）
スタートが速く、好位に取りつくことができましたが、大分芝が荒れてきた状況で馬場に脚を取られるなど、小柄なこの馬には厳しい競馬になりました。それでも、良いスピードは持っており、楽しみな逸材だと思います。
（田中淳司調教師）
スピードのあるところは見せてくれましたが、ラストは芝適性の差だと思います。今後については、戻って状態を確認してからオーナーと相談したうえで決めたいと思います。

９着　ローズジュレップ
（服部騎手）
ゲートの中で待たされたことで、スイッチが切れてしまい、落ち着きすぎていました。そのことで、ゲートの出がモッサリしてしまいました。気合をつけても反応が鈍く、芝適性云々の前に気持ちが切れてしまったことが敗因です。
（田中淳司調教師）
ハナに行かせるつもりでしたが、肝心なところで出遅れてしまっては・・。プラン通りの競馬ができませんでしたので、この結果は仕方ないでしょうね。ただ、芝への適性があるならラストもう少し伸びてきたりするでしょうから、今日のところではダートの馬なのかなとは思います。こちらも、今後については帰って様子を見てから考えます。

10着　ギンチャン
（阿部龍騎手）
返し馬からフワフワしており、地に脚がついていない状況でした。道中もこの馬らしい引っ掛かるぐらいの気合がなく、全くスピードに乗っていけませんでした。
（村上正和調教師）
初めての環境、芝コースにも戸惑いがあったのでしょう、まったく自分らしい走りができなかったですね。初物づくしですから、仕方ない結果でしょう。この後はオーナーの意向で中央に移籍する予定です。

コメント提供
　ホッカイドウ競馬支援室　神谷 健介 氏
　楽天競馬スペシャルアドバイザー　古谷 剛彦 氏