8月21日（日）、ＪＲＡ札幌でホッカイドウ競馬所属馬が出走し、下記の結果になりました。ご声援ありがとうございました。

札幌９Ｒ　クローバー賞
　３着／８頭　レインハート
　４着／８頭　タイセイプロスパー
　６着／８頭　ビービーアルボーレ
　７着／８頭　イーグルパス
　８着／８頭　コスモアリオーゾ

札幌１２Ｒ　小樽特別
　４着／１５頭　フジノパンサー

関係者コメント
◇クローバー賞
３着レインハート
（石川倭騎手）
返し馬から芝適性の高さを感じました。門別では尾上げをしている馬なので、出遅れることはある程度想定していましたが、許容範囲の出負けで、思い通りのレースはできたと思います。最後の伸び脚も良く、芝の走りは本当に良いものがありました。
（桧森邦夫調教師）
序盤は脚を溜め、終い勝負でとの指示でした。もうちょっと前が流れてくれれば、勝ち負けまで届いたかもなぁ・・。残念でしたが、思っていた通り芝コースへの適性も見せてくれましたので、このあとまた芝のレースに挑んでみるかオーナーと相談してみます。

４着タイセイプロスパー
（宮崎騎手）
レースを使う度に大人しくなってきました。芝の走りは悪くなく、今回も自身の能力は出し切っているとは思いますが、ワンパンチ足りないのは、走りに真剣さを欠いている面があるかもしれません。プリサイスエンド産駒で、本来はうるさいぐらいの気性を持っているはずですが、この馬自身、もう少し前向きさが欲しいと思います。
（田中淳司調教師）
道中の感じからは上位争いに加われるかと期待しましたが、なかなかまともにハミを取ってくれず、勝負処から伸び切れなかったですね。今後については、まずは戻って状態を確認して、それから考えたいと思います。

６着ビービーアルボーレ
（松井騎手）
前半はスムーズに先行できましたし、芝の走りも良かったんですが、直線で追い出すと案外の伸びでした。距離に関しては、今回の走りだけで何とも言えませんが、もう少しやれると思っていただけに残念です。
（堂山芳則調教師）
前に行かせて終いを活かす競馬を想定していたんですが、スタートが良くて前に行く形になってしまいました。それも競馬だし、あそこで下げてしまってはそれで終わってしまいますから、仕方ない結果ですね。何もかもが初めてという厳しい条件下では頑張ってくれたと思います。今後は地元戦になるでしょう。

７着イーグルパス
（服部騎手）
装鞍所から馬っ気を出すなど、前向きさが欠けていました。芝云々の前に、ゲート入りに手こずるなど気性面での課題を残した状況でした。チークピーシズではなく、今後はブリンカーを着用するなど、もっと真剣に走る方向に持っていくようにしていくよう頑張ります。
（田中淳司調教師）
どうしてわけか、新馬勝ちまでは前向きなところも見せていたのに、２戦目以降まったく行く気を見せてくれなくなって・・。今日あたりも、道中全然進んで行かないですもんね。なんとか打開策を見出したいんですが、なかなか・・。今後については、戻って状態を確認してからですね。

８着コスモアリオーゾ
（丹内騎手）
芝の走りは悪くなかったんですが、距離が明らかに長かったですね。
（田部和則調教師）
先手も取れましたし、道中のフットワークも悪くなかったですから芝が合わないわけじゃないと思うんですが・・。上がってきての息遣いがちょっと良くなかったので、距離の問題はあるのかも。もう少し短い方が良いのかもしれませんね。

◇小樽特別
４着 フジノパンサー
（石川倭騎手）
返し馬から芝の走りは良かったので、期待を持って挑みました。前半少し掛かる面を見せ、４コーナーでも我慢し切れずに先頭へ並びかけていきましたが、その分直線で甘くなってしまいました。それでも、昨年の盛岡で芝に挑戦した時よりパワーアップしており、走りが全然違いました。今後も楽しみです。
（米川昇調教師）
２歳だった昨年の秋に挑んだ盛岡の芝で良い走りができなかったこともあり、芝コースへの適性はどうかなとも思いながらチャレンジしたんですが、今回はゲートも決まったし、道中のフットワークも良かったので、芝への適性もそうですが、馬の成長というのを感じましたね。４コーナーから直線に向いたところでは「おっ、これは！」と思ったんですが、さすがに最後はJRAの馬たちのキレ味、底力にやられてしまいました。レースを使うごとに掛かるようになってきて、道中の流れが速い方がいいので、JRAの芝の短距離の流れは合うんでしょう。今日でも序盤は、行きたがって掛かってましたからね。今後については戻って状態を見てですが、また芝のレースへの挑戦も考えたいですね。



コメント提供
　ホッカイドウ競馬支援室　神谷 健介 氏
　楽天競馬スペシャルアドバイザー　古谷 剛彦 氏