8月14日（日）、ＪＲＡ札幌 第11競走 第21回 エルムステークス[GⅢ]（サラ系3歳以上オープン ダ1700ｍ）に、ホッカイドウ競馬からナムラビクター号が出走し9着（12頭立て）となりました。

関係者コメント
◆9着 ナムラビクター号
服部 茂史騎手コメント
「調教でも引っ掛かる面を見せる馬なので、折り合いを重点に置いてレースに挑みましたが、中央のペースなら折り合いはつきますね。勝負所から良い感じで押し上げて行けたので、直線での伸び脚も期待をしましたが、時計が速いことも影響し、最後が案外でした。今のナムラビクターなら、マイル以下の方がかえって良い脚が使えるかもしれません。距離が短縮されれば折り合いもつきやすく、新味が出るような気がします。」

田中 淳司調教師コメント
「とにかく道中の折り合いに難がある馬。JRAの重賞ということで、ある程度流れるはずなんで、服部とは「抑えて後ろに控えるとかせず、流れに乗せて進めよう」と話していました。１コーナーの手前辺りまで少し行きたがるところも見せましたが、その後はスムーズに流れに乗れていましたし、ラストもこの馬なりに脚を使ってくれて良い競馬はできたと思います。ただ、いい感じで追走できて、直線さぁここから！という辺りで脚色が同じになってしまいましたから、ラストの反応というか、その辺が戻ってきてくれれば良いんですけどね。今後については、来週２４日の川崎（※ 重賞「川崎スパーキングサマーカップ」）にも選ばれていますが、暑い時期でもありますし、帰っての状態をみながら考えたいと思います。今日の結果をみても道中速めに流れる距離の方が良いでしょうから、1400ｍ～1600ｍの重賞に挑戦させることも検討してみます。」

コメント・写真提供：ホッカイドウ競馬支援室　神谷 健介 氏
コメント提供：楽天競馬スペシャルアドバイザー　古谷 剛彦 氏