9月17日(木)遠征結果(園田)
9月17日(木)、園田 第10競走 第17回園田プリンセスカップ(2歳牝馬限定 ダ・1400m)に、ホッカイドウ競馬から2頭が出走しました。
レースは、スマイルプロバイド号が先頭に立ち、エムティーシャトルが2番手、差が無くランランラン号が3番手からレースを進める展開。 向こう正面3コーナー手前から先頭に立ったランランラン号が、最後の直線での叩き合いを制し、2着ナツにクビ差をつけて優勝しました(1.29.0)。
第17回園田プリンセスカップ 結果(2歳牝馬限定 曇・不良)
優勝 ランランラン (牝2 54 川原 正一騎手[兵庫] 田中 淳司厩舎 494 +4)
9着 エムティーシャトル (牝2 54 永島 太郎騎手[兵庫] 角川 秀樹厩舎 486 +6)
ランランラン号 (牝2 黒鹿毛)
父 エクラヴァンクール 母 ラメラメ 母父 サクラバクシンオー
馬 主:野島 泰 氏
調教師:田中 淳司
騎 手:川原 正一(兵庫)
生産者:野島牧場(日高町)
関係者コメント
◆優勝 ランランラン号
川原 正一騎手
「今日は騎手が下手に乗ってしまったところを、馬の能力で勝たせてもらいました。気性とか何の問題もなく、非常に乗りやすい馬で、スタートも良かったし2コーナー辺りまでは完璧でした。ただ向こう正面で手前を替える際に僕がしくじってしまい、そこで馬が行く気になってしまって・・。結果的に動くのが早くはなってしまったんですが、2着馬に前に出られるところは一度もなかったし、最後まで脚がありましたんで結果自体は完勝と言っていいと思います。ただ、騎手が本当に下手に乗ったもんで、馬にはちょっと迷惑をかけてしまいましたね。」
田中 淳司調教師
「直前でこの後の園田移籍が決まり、ウチの所属では最後のレースということでしたので勝って責任を果たすことができ、本当に良かったです。外枠で競馬しやすいところでしたので、戦前から2,3番手で思っていましたが、川原さんも上手に乗ってもらって、ほぼ思い描いた通りの競馬になりました。2着馬にいったん並ばれて少しヒヤッとはしましたけど、脚が残っていましたね。今まで門別でワンターンの競馬しか経験してなかったので、こういった小回りのコーナー4回の競馬になって「道中で変に息を抜いたりしなければ」とか心配もあったんですけど、そこらも含めて川原さんにしっかり乗ってもらえたと思いますね。今後は、園田の所属でグランダムの女王めざし頑張ってほしいです。今日は応援いただき、有難うございました。」
◆9着 エムティーシャトル号
永島 太郎騎手
「スタートが一番速く、楽に前に付けられたので、そこで敢えて下げたりはせず先行策で勝ちに行きました。ただ勝ち馬に早くから来られて終始プレッシャーを掛けられましたので、3コーナー過ぎで馬がちょっとしんどくなってしまいました。気性面のコントロールとか、まだこれからという部分もあるでしょうけど、素質は高いと思いますし、伸びしろも大きいと感じました。今日は積極的に勝ちに行く競馬をしたんですが、結果につながらず申し訳ありませんでした。」
角川 秀樹調教師
「戦前の想定としては、おそらくランランランが速いとみてましたので、それを見ながら4,5番手くらいからと考えていたんですが、あまりにもスタートが良くてランランランより前で競馬する形になってしまいましたから。あの辺りは流れとか騎手の判断もあるんで、仕方ないですね。門別では先行して良い結果が出ず、後ろに構えて終いを活かす競馬で良さが出てきてましたので、結果的にはやはり差す競馬に徹した方が良いだろうということでしょうね。遠征で結果を出すにはまだ少し地力が足りないと感じましたので、この後は地元戦でということになると思います。」
コメント提供・写真:ホッカイドウ競馬支援室 神谷 健介 氏