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8月31日(月)遠征結果(水沢)

  8月31日(月)、水沢 第10競走 第41回ビューチフル・ドリーマーカップ(3歳以上牝馬限定 ダ・1900m)に、ホッカイドウ競馬から2頭が出走しました。

  レースは、サンバビーン号が先頭に立ち、ジュエルクイーン号が4、5番手からレースを進める展開。 終始先頭でレースを進めたサンバビーン号が4コーナーから後続を突き放し、2着ジュエルクイーン号に3馬身差をつけて優勝しました(2.02.4)。
  北海道所属馬のワンツーフィニッシュとなりました。


第41回ビューチフル・ドリーマーカップ 結果(3歳以上牝馬限定 曇・不良)
優勝 サンバビーン   (牝5 55 岩橋 勇二騎手 田中 淳司厩舎 485 -15)
2着 ジュエルクイーン (牝3 53 吉原 寛人騎手[金沢] 田中 正二厩舎 496 -14)


サンバビーン号 (牝5 鹿毛)
父 スズカマンボ 母 カーリービッド 母父 ティッカネン
馬  主:岡田 隆寛 氏
調教師:田中 淳司
騎  手:岩橋 勇二
生産者:岡田牧場(新ひだか町)

関係者コメント
◆優勝 サンバビーン号
岩橋 勇二騎手 
「普段通りの競馬で、馬の力を引き出すことを心掛けて挑みました。引き付けた逃げで道中は掛かる面もありましたが、外から動いてくる馬がいてもすぐ反応できる手応えを常に持っていました。重賞メンバーですから最後まで自分自身が油断せず、馬にも気を抜かせないでゴールを駆け抜けましたが、3馬身差は圧勝と言っていいですね。」

田中 淳司調教師
「馬体重は減っていましたけど、体調が良くなかったり食べなかったりというわけではないので全然、気になりませんでしたね。レースは先手とって自分の形で、と指示していましたが、2番手にヴァイキング(昨年の2歳時、田中淳司厩舎にも所属)が来てくれたので、その時点で「もう今日は大丈夫」と思いました。ヴァイキングは去年ウチにいた馬で判ってますから、交わされることはないだろうし、その後ろから来る馬たちはどうしても、ヴァイキングの外を回す形にならざるを得ませんから。余力をもって、疲れの残らない勝ち方ができましたので、今後もグランダムの古馬女王めざして続戦ということになりますね。他のポイント上位馬の動向も見て、オーナーと相談しながらですが、大井のレディスプレリュードには向かうことになるかもしれません。ただその後については、今のところJBCレディスクラシックではなく、道営記念をめざすことになるのかなと思っています。今日は応援いただき、有難うございました。」


◆2着 ジュエルクイーン号
吉原 寛人騎手 
「サンバビーンの2番手に付けることができれば理想でしたが、1番枠で外に出すことを考えると少し下げて馬群がバラけたところから行く方が良いと思いました。上手く外に出すことができ、勝負所でも手応えが良すぎるほどスムーズに上がっていくことができましたが、サンバビーンに突き放され完敗でした。でも、3着馬は4馬身差をつけており、まだ3歳馬ですから、今後が楽しみです。」

田中 正二調教師
「テンにある程度仕掛けて出して行って、2,3番手を取るよう指示していました。最内でしたから、そうじゃないと包まれて競馬が苦しくなりますからね。吉原騎手が序盤からうまくポジションを取って運んでくれましたし、いつも勝負処に差し掛かるところで息を抜くようなところのある馬なんですが、今日はそんなとこも見せずシッカリ走り切ってくれました。さすが、全国を飛び回って活躍しているジョッキーだよね。今後については、帰って状態を確認してからオーナーと相談します。」



コメント提供:楽天競馬スペシャルアドバイザー 古谷 剛彦 氏
コメント・写真:ホッカイドウ競馬支援室 神谷 健介 氏