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8月23日(日)遠征結果(JRA札幌)

  8月23日(日)、JRA札幌 クローバー賞(2歳オープン 芝1500m)にホッカイドウ競馬から6頭が出走しました。
  なお、2着となったリッジマン号(田中 淳司厩舎)は9月5日(土)に行われる札幌2歳ステークス[GⅢ]の出走権利を得ましたので、今後の動向にご注目ください!!

クローバー賞(2歳オープン 晴・良)結果
 2着 リッジマン号      (牡2 54 岩橋 勇二騎手 田中 淳司厩舎 426 -6)
 4着 キーパンチャー号  (牡2 54 井上 幹太騎手 堂山 芳則厩舎 482 -4)
 7着 プレイザゲーム号  (牡2 54 丸田 恭介騎手(JRA)  田中 淳司厩舎 458 +10)
 8着 リンダリンダ号     (牝2 54 桑村 真明騎手 角川 秀樹厩舎 474 ±0)
 9着 コパノミライ号     (牝2 54 藤井 勘一郎騎手 角川 秀樹厩舎 460 ±0)
10着 エイシンキロオル号 (牡2 54 宮崎 光行騎手 松本 隆宏厩舎 440 ±0)


関係者コメント
■2着 リッジマン
岩橋 勇二騎手
「積極的な競馬をして欲しいとのオーダーで、内枠を生かして先手を取りました。芝向きの走りで返し馬から良い感触を持っていましたが、渋太く頑張ってくれました。」

田中 淳司調教師
「いやぁ、力はいりましたけどねぇ・・。残り100mくらいからは叫びっぱなしでした。残念だし、悔しいですね。あそこまでいったら、何とか勝ちたかったですが・・。最後は勝ち馬にうまく内を掬われてしまいました。兄弟も皆、芝の長いところなんかで走ってますから、期待しつつ連れてきたんですが、オーナーと一緒に返し馬を見ていて『やはり芝が合ってるんじゃないか』って話してたんですよ。岩橋には先に行って思い切った競馬をしてほしいと指示していて、その通りいい競馬をしてくれたんですが・・。もうちょっとだっただけに、本当に悔しいですね。今後ですが、状態が変わりなければ、権利を獲れた札幌2歳ステークスに出走させるつもりです。」


■4着 キーパンチャー
井上 幹太騎手
「芝1500mの外枠は不利なコース形態だと言われていますから、思い切って前々でレースをしようと思っていました。4コーナーを上手に回ることができなかったのは僕自身の反省材料ですが、芝適性はあると感じていた馬で、それを示すことができたことは本当に良かったと思います。」

堂山 芳則調教師
「最後ちょっと伸び切れませんでしたが、良い内容だったと思います。大外でしたので、コースロスは仕方ないですね。それでもゲートを決めて前に行き、3番手の外辺りに付けられましたから、ロスも最小限だったでしょう。4コーナーでちょっと外に張ったりはしましたが、全体的には納得いくレースでしたし、芝への適性も見せてくれたので良かったですね。今後は、盛岡の芝の重賞(ジュニアグランプリ)あたりを挟んで鎌倉記念、平和賞あたりを目指すことになると思います。」

■7着 プレイザゲーム
丸田 恭介騎手(JRA)
「スタートが少し遅かった分、考えていた位置より後ろになってしまいました。3~4コーナーでモタつく面がありましたが、最後はよく詰めてくれたと思います。芝適性はあると思いますので、慣れてくれば楽しみです。」

田中 淳司調教師
「ゲートを出てすぐ、挟まれてしまって後ろになってしまいましたからねぇ・・。発馬の不利さえなければ、スーパーフレッシュを逃げ切っているくらいですから、ある程度前で競馬できたと思うんですが。最後は差してきていただけに、ちょっと勿体ない競馬になってしまいました。」

■8着 リンダリンダ
桑村 真明騎手
「芝の走りが悪い訳ではありませんが、自らハミを取る力が弱い分、ダートほど行き切る力がないように感じます。その分、周りに馬がいる状況で本来の走りができないのかもしれません。」

角川 秀樹調教師
「函館2歳ステークスの時には初芝が影響したんだろうと思ったんですが、今日の走りも加味すると、それだけではないかもしれませんね。ただ、芝が合わない走りではないんですけどね。状態面は前走時より上がっていたと思います。今後ですが、エーデルワイス賞(JpnⅢ、門別1200m)からローレル賞(川崎1400m)をめざすローテになると思います。」

■9着 コパノミライ
藤井 勘一郎騎手
「初めての環境ながら増減なしの馬体重で出走となり、スタッフの方がきっちり仕上げてくれました。道中は肩ムチを入れながら追走する形でも後ろからの競馬となり、フワフワしながら走っていました。今日は初めての環境で自分の走りはできなかった印象でしたが、最後は脚を使ってくれましたし、非凡な能力は感じさせる馬でした。」

角川 秀樹調教師
「競馬場も芝コースも初めてでしたので、返し馬の時から物見がひどかったり、ちょっとレースに集中できない感じでしたね。ゲート出が良くなく、あの位置取りになったのも初物尽くしで戸惑いが大きかったのが影響したんだろうと思います。一度、芝も経験できましたし、今後は盛岡の芝の重賞(ジュニアグランプリ)辺りに出走できればと思います。」


■10着 エイシンキロオル
宮崎 光行騎手
「ゲートの中で落ち着きがなく、出負けしたのが痛かったですね。道中も流れに乗れず、レースそのものが噛み合いませんでした。」

松本 隆宏調教師
「ゲート内でチャカついてしまって、1番枠でうまく出れなかったですから、ああやって外を回る格好になっても仕方ないですよね。3〜4コーナーでは押し上げる脚も見せてくれましたし、良い経験になっただろうと思います。この後は地元戦で、ということになりますね。」


コメント提供:楽天競馬 スペシャルアドバイザー 古谷 剛彦氏、ホッカイドウ競馬支援室 神谷 健介氏