例年では珍しく、若干の雪が残る中、本年最初のホッカイドウ競馬競走能力・発走調教検査（能検）が門別競馬場で実施されました。昨年に引き続き、ホッカイドウ競馬出身の２歳馬は全国的な活躍を見せ、昨日大井競馬場で施行された３歳最初の重賞競走、京浜盃（ＳⅡ）ではオウマタイム号（北海道所属時：川島 洋人きゅう舎）が２着に８馬身差を付け優勝し、改めてレベルの高さを証明しました。
　 毎年全国的に耳目が集まるホッカイドウ競馬所属の２歳馬ですが、能力検査初日にはスリーパール号（半兄：スリーロールス号／０９年 菊花賞[ＧⅠ]優勝）やコパノスターライト号（半兄：ロックハンドスター号／１０年 ダービーグランプリ優勝）など、近親に活躍馬を持つ馬も受検いたしました。今後も、開幕に向けデビューを目指す２歳馬の動向にご注目ください！
　 なお、本日の検査頭数６５頭（すべて２歳馬）の馬が全て合格し、一番時計は第１２競走の３号馬プロダンサー号と５号馬リッコドンナ号がマークした５１．２秒となりました。（８００ｍ　制限タイム５７秒以内）

１．天　　 候　　　晴
２．馬場状態　　稍重
３．出走頭数　６５頭
４．合格頭数　６５頭

能検の結果については　こちらから
動画はこちらから
※スマートフォンから視聴が可能となりました。


【新種牡馬産駒】
◇キャプテントゥーレ産駒
　 １R　シークレットテラス号 [53.2秒]　佐々木 国明騎手　高橋 司きゅう舎
　 １R　グレイトシャイン号 [52.8秒]　服部 茂史騎手　田中 淳司きゅう舎
　 10R　アイファーエバー号 [52.5秒]　岩橋 勇二騎手　田中 正二きゅう舎
◇アサクサキングス産駒
　 ３R　ヒカリヘ号 [53.0秒]　岩橋 勇二騎手　角川 秀樹きゅう舎
◇カジノドライヴ産駒
　 ５R　バカラスクイーズ号 [52.3秒]　服部 茂史騎手　田中 淳司きゅう舎
　 ７R　カジノスマイル号 [51.5秒]　 佐々木 国明騎手　小野 望きゅう舎
◇ベーカバド産駒
　 ６R　タヒテンシス号 [55.3秒]　黒澤 愛斗騎手　高橋 司きゅう舎
◇エクラヴァンクール産駒
　 ８R　ランランラン号 [51.8秒]　岩橋 勇二騎手　田中 淳司きゅう舎
◇ヴィクトワールピサ産駒
　 11R　ネオ号 [53.2秒]　亀井 洋司騎手　若松 平きゅう舎


【主な近親活躍馬】
◇半兄：マジンプロスパー号／１３年 ＣＢＣ賞[ＧⅢ]優勝
　 ２R　フローイングヘア号 [53.2秒]　佐々木 国明騎手　若松 平きゅう舎
◇全姉：シーギリヤガール号／１３年 北斗盃[Ｈ２]優勝
　 ４R　ルックイスト号 [52.7秒]　阿部 龍騎手　角川 秀樹きゅう舎
◇半兄：シャイニングアワー号／１２年 道営スプリント[Ｈ２]優勝
　 ５R　スティールキング号 [52.2秒]　宮崎 光行騎手　角川 秀樹きゅう舎
◇半兄：スリーロールス号／０９年 菊花賞[ＧⅠ]優勝
　 10R　スリーパール号 [53.1秒]　服部 茂史騎手　田中 淳司きゅう舎
◇半兄：セイコーライコウ号／１４年 アイビスサマーダッシュ[ＧⅢ]優勝
　11R　ブギーサムソン号 [52.6秒]　 阿部 龍騎手　角川 秀樹きゅう舎
◇半兄：ロックハンドスター号／１０年 ダービーグランプリ優勝
　 12R　コパノスターライト号 [52.6秒]　阿部 龍騎手　角川 秀樹きゅう舎

　 なお、合格した馬は、4月22日（水）ホッカイドウ競馬開幕のデビュー戦に向け、明日から更なる調教に励みます。


写真上：第１競走スタート
写真中：第10競走スリーパール号（半兄：スリーロールス号）
写真下：第11競走ネオ号（新種牡馬：ヴィクトワールピサ産駒）