12月1日(月)遠征結果(水沢)
12月1日(月)、水沢 第10競走 第31回プリンセスカップ(ダ・1400m)に、ホッカイドウ競馬から3頭が出走しました。
レースは、ミラクルフラワー号が先頭に立ち、パシコペンネッタ号とユヅルノオンガエシ号が中団からレースを進める展開。 終始先頭でレースを進めたミラクルフラワー号が直線残り150m付近から後続を突き放し、2着パシコペンネッタ号に4馬身差をつけて優勝しました(1.12.7)。また、3着にユヅルノオンガエシ号が入り、ホッカイドウ所属馬が上位を独占しました。
第31回プリンセスカップ 結果(ダ・1400m 雨・不良)
優勝 ミラクルフラワー (牝2 54 松井 伸也騎手 齋藤 正弘厩舎 447 +3)
2着 パシコペンネッタ (牝2 54 菅原 俊吏騎手[岩手] 廣森 久雄厩舎 424 +4)
3着 ユヅルノオンガエシ (牝2 54 吉原 寛人騎手[金沢] 田中 淳司厩舎 454 +6)
ミラクルフラワー号 (牝2 黒鹿毛)
父 プリサイスエンド 母 イイデトゥインクル 母父 オジジアン
馬主 簗詰 幸子 氏
齋藤 正弘調教師
松井 伸也騎手
生産 加野牧場(新ひだか町)
関係者コメント
◆優勝 ミラクルフラワー号
松井 伸也騎手
「2週続けてコース追いができたことも含め、状態に関してはかなり良いと感じていました。1コーナーで他馬に迷惑を掛けてしまうなど、コーナーがギコちない印象はありましたが、道中はペースを上手く落とす逃げが打てました。最後はしっかりした脚で後続を突き放し、本当に強い内容でした」
齋藤 正弘調教師
「前走の川崎から戻った後もびっしり調教してきましたし、輸送があってもプラス3キロの馬体重でしたから、どんどん成長しているんでしょうね。非常に良い状態でレースを迎えられましたので期待していました。松井君もこういった小回りのコースは福山で経験豊富ですし、上手に先手を取ってくれて最高の騎乗だったと思います。3コーナー過ぎで後ろを突き放しにかかったところで「勝ったかな」と思いましたね。前走の川崎で厳しい競馬を経験したのが活きたと思いますし、今日は盛岡の(優勝した)知床賞と同じ1400mで前走より短くなっていましたので、その点も良かったですね。今年はここが最後。しっかり冬休みをとって、来年もホッカイドウ競馬で頑張ってくれる予定です。応援、有難うございました!」
◆2着 パシコペンネッタ号
菅原 俊吏騎手
「『行けるなら前へ行って欲しいが、砂を被っても大丈夫』と広森調教師に伺っていましたので、行けないと思った時でも馬込みで辛抱しました。良い脚は少ししか使えないと聞いていましたが、脚を上手く溜めることができたので最後はしっかり伸びてくれました。乗りやすい馬でしたし、結果を残すことができて良かったです。」
廣森 久雄調教師
「騎手が上手に乗ってくれて、着順は2着でしたけど、内容的には素晴らしい走りを見せてくれたと思います。最後は勝ち馬に4馬身離されましたから、相手が強かったですね。まぁ、この馬場(水の浮いた不良馬場)でもあったしね。来年もホッカイドウで走る予定ですので、また応援して下さい。」
◆3着 ユヅルノオンガエシ号
吉原 寛人騎手
「内枠が仇となった形で、外枠の馬たちが先行争いを演じていた直後でゴチャつき、自分の考えていたポジションを取ることができませんでした。それでも、絶望的な位置から最後は3着まで押し上げたのは、力のある証拠だと思います」
田中 淳司調教師
「今日は序盤の行きっぷりが悪すぎましたね。馬の状態は良かったんですけど、乗り役(金沢・吉原寛人騎手)も言っていましたけど、環境の変化に少し戸惑ったところがあったのかもしれません。少し、気にはなっていたんですけどね。今シーズンはここがラスト。重賞(ブロッサムカップ)も勝ってくれましたし、よく頑張ってくれたと思います。来年もホッカイドウで走りますので、また応援していただければ。よろしくお願いします。」
写真上:スタート直後
写真中:ミラクルフラワー号(ゴール前)
写真下:ミラクルフラワー号(口取り)
写真・コメント提供 ホッカイドウ競馬支援室 神谷 健介 氏
コメント提供 楽天競馬スペシャルアドバイザー 古谷 剛彦 氏