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10月5日(日)遠征結果(盛岡)

 10月5日(日)、盛岡 第11競走 JRA認定第5回知床賞(ダ1400m 曇・良)に、ホッカイドウ競馬から4頭が出走しました。

 レースは、地元岩手のスペクトル号が先頭に立ち、ミラクルフラワー号、クリールジェニー号、コーズウェイ号が2~4番手の好位につけ、後方からデバンス号がレースを進める展開。 直線早めに先頭に立ったミラクルフラワー号が、2着クリールジェニー号に1馬身1/4差をつけて優勝しました(1.26.6)。
また、ホッカイドウ競馬所属馬が1着から3着まで上位を独占し、この競走3連覇達成となりました。

第5回知床賞 結果(ダ1400m 曇・良)
優勝 ミラクルフラワー (牝2 54 村上 忍騎手【岩手】 齋藤 正弘厩舎 437 +7)
2着 クリールジェニー (牝2 54 山本 政聡騎手【岩手】 田中 淳司厩舎 453 +1)
3着 コーズウェイ (牡2 55 陶 文峰騎手【岩手】 角川 秀樹厩舎 493 +3)
12着 デバンス (牝2 54 坂口 裕一騎手【岩手】 村上 正和厩舎 436 -8)

ミラクルフラワー号 (牝2 黒鹿毛)
父 プリサイスエンド 母 イイデトゥインクル 母父 オジジアン
馬主 簗詰 幸子 氏
齋藤 正弘調教師
村上 忍騎手(岩手)
生産 加野牧場(新ひだか町)


関係者コメント
◇優勝 ミラクルフラワー号 
村上 忍騎手 
「揉まれない位置で競馬をしてくれと指示され、その通りの競馬はできたと思います。ただ、割とペースが速く、それを追いかけていったので、キツいかなとは思いましたが、4コーナーでまだ手応えがしっかりとあり、きちっと反応もしてもうひと伸びしてくれたのは、経験値の違いだと思います」

齋藤 正弘調教師
「村上騎手が上手に乗ってくれたことと、馬が一戦ごとにレースを覚え、成長してきているのが勝因でしょうね。出走を決めた時点で早々に村上騎手にお願いし、レースでは「前めで」ということだけ伝えてあとは彼に託したのですが、好スタートから道中の溜めも利いて、抜群の騎乗でしたね。馬も走るごとに進化していて、スピードの違いで勝った新馬戦とは違う、溜めていって追われてもうひと脚使う競馬で勝ってくれたのが大きいですね。残り100mを切った辺りで「これなら勝てるな」と思いました。遠征での重賞勝ちは初めてですが、この嬉しさは格別ですね。今後のローテは、サッポロクラシックカップ(H2)から最終日のブロッサムカップ(H3)、その後水沢のプリンセスカップ(重賞、グランダム・ジャパン2014「2歳シーズン」)を予定しています。また応援して下さい!」

◇2着 クリールジェニー号
山本 政聡騎手 
「ゲートを上手に出て理想的なレースができました。道中の行きっ振りも良く、ペースも流れていたので勝負所ではやったと思いましたが、最後は相手がもうひと伸びし、自身の脚が少し上がってしまいました。それでも、背中は良く乗りやすい馬で、今後が楽しみな逸材だと思います。」

田中 淳司調教師
「騎乗を依頼した山本(政聡)騎手には、前に壁を作りながら前めで競馬してほしいと伝えて臨んだんですが、思いのほか他馬が速くなくて前に馬を置けない流れになってしまったので、道中、馬が気分よく行き過ぎてしまいましたね。最後のひと伸びを欠いたのは、その辺りでしょうね。ただ、遠征でも状態を落とすことなく能力を見せてくれましたし、今後の糧にはなったと思います。この後は門別に帰って続戦します。」

◇3着 コーズウェイ号
陶 文峰騎手 
「ゲート内で立ち上がる場面もありましたが、スタートは遅れずに出てくれました。ただ、前半のペースに戸惑いがあり、道中も何とかついていく形で追走していました。勝負所で引き離されそうになった時に、これはまずいと思い、自分も動いていきましたが、長く良い脚を使ってバテずに頑張ってくれたと思います。」

◇12着 デバンス号
坂口 裕一騎手 
「前半置かれずにレースを進めて欲しいという指示で、その競馬はできたと思います。ただ、早々と手応えがなくなってしまいました。」


写真上:ミラクルフラワー号(ゴール前)
写真中:ミラクルフラワー号(口取り)
写真下:表彰式


写真・コメント提供 ホッカイドウ競馬支援室 神谷 健介 氏
コメント提供 楽天競馬スペシャルアドバイザー 古谷 剛彦 氏