９月１日（日）、JRA函館第１０競走すずらん賞（２歳OP　芝・１２００m）にホッカイドウ競馬から６頭が出走しました。
　レースは、フクノドリーム号（JRA）が先頭に立ち、その後にジャリーヴ号が２番手につけ、ホッカイドウ競馬勢はニシケンモノノフ号が好位からレースを進め、その他は、中団～後方からレースを進める展開。直線では、先に抜け出したフクノドリームにメンバー最速タイの３Ｆタイム（39.5）で追い上げたヒワノスーパー号の4着が最上位でした。

第１０競走　すずらん賞（２歳オープン　芝・1200m　小雨・重） 結果
４着　ヒワノスーパー号（牡２　54　宮崎 光行騎手　松本隆宏厩舎　458 －8）
８着　キタサンシンゲキ号（牡２　54　津村 明秀騎手　原 孝明厩舎　468 －6）
９着　コパノサムタイム号（牡２　54　阿部 龍騎手　角川 秀樹厩舎　432 －2）
１０着　ニシケンモノノフ号（牡２　54　小林 徹弥騎手　原 孝明厩舎　492 ＋2）
１３着　ハーブティー号（牝２　54　佐々木 国明騎手　若松 平厩舎　486 －8）
１６着　パツキン号（牝２　５４　藤田 伸二騎手　國信滿厩舎　452 －2）


関係者コメント
４着　ヒワノスーパー号
宮崎 光行騎手　
前半、もっと全然ついて行けないだろうと思ってたんだけど、想像以上に芝が合ったんでしょうね。意外にも馬群に付いて行けたし、直線もいい脚を使ってくれました。最初から大外を回すつもりで乗っていたんだけど、道中からずっと内にもたれて走っていた分がもったいなかったな・・。あれ、真っ直ぐ走ってくれてたら３着はあったと思いますね。でも、本当に芝が合うようですから、また今度は「芝の良馬場」で走れる機会があったら乗ってみたいですね。

松本 隆宏調教師
序盤もっと置かれるかと思ってたんだけど、思った以上について行けましたね。想像以上の走りをしてくれました。芝も合うようですが、今後については帰って馬の様子を見て、オーナーと相談したいと思います

８着　キタサンシンゲキ号
津村 明秀騎手　
返し馬の雰囲気もよく、芝向きのフットワークだったので、期待してレースに臨みました。最後もよく伸びていましたし、出来れば良馬場でやらせたかったですね。

原 孝明調教師
最後の直線でしぶとく伸びて来ていたし、鞍上の指示にも逆らっていませんでしたね。最後まで真っ直ぐ走ってくれたし、想像以上に良い走りをしてくれました。次走はイノセントカップですね。

９着　コパノサムタイム号
阿部 龍騎手　
ゲート内で立ち上がってしまって、後方からレースを進めることになってしまいました。直線では、ジリジリといい脚で追い上げてきただけに、スタートが悔やまれますね。

角川 秀樹調教師
この馬場のなかで、最後はしっかりと伸びていただけに、スタートが残念だったね。でも、まだ２歳ですし、今日の経験がいい方向に進んでくれればと期待しています。

１０着　ニシケンモノノフ号
小林 徹弥騎手　
返し馬のときに、芝も向いている走りをしていると感じました。良いスタートで、フットワークもよかったのですが、３コーナーで内に入ったときにノメってしまい、ペースが乱れたのが残念でしたね。

原 孝明調教師
勝負どころからちょっと内の馬場の悪い所に入ったらノメってしまったみたいなんだけど、それまでは中央の芝のペースにも付いて行けるスピードは見せてくれたし、収穫はありました。この馬も、次はイノセントカップに向かいます。

１３着　ハーブティー号
佐々木　 国明騎手
返し馬の雰囲気で、芝も悪くないなと思ったのですが、特殊な馬場と中央の芝のペースにちょっとついていけなかったですね。でも、最後はジリジリといい脚を使ってくれたと思いますよ。

若松　 平調教師
初めての長距離輸送と芝のレースのなかで、よく頑張ってくれました。中央の壁は厚いですね。

１６着　パツキン号
國信滿調教師
道中で、ノメってしまって、いいリズムで走ることができなくて残念です。この馬の力は出し尽くしていないレースだったと思います。


写真上：ゴール前（ヒワノスーパー号）
写真中：ゴール前（キタサンシンゲキ号）
写真下：パドック前（コパノサムタイム号）

写真・コメント提供　ホッカイドウ競馬支援室　神谷　健介 氏
コメント提供　楽天競馬スペシャルアドバイザー　古谷　剛彦 氏