８月１０日（土）、JRA函館第１０競走コスモス賞（２歳OP　芝・１８００m）にホッカイドウ競馬から５頭が出走しました。
　レースは、１２番サングラス号（JRA）が先頭に立ち、その後に１４番マイネグレヴィル号（JRA）が２番手につけ、ホッカイドウ競馬勢は中団～後方からレースを進める展開。直線では、ハッピースプリント号が最内から上位に追い迫りましたが、5着が最上位でした。

第１０競走　コスモス賞（２歳オープン　芝・1800m） 結果
５着　ハッピースプリント（牡２　54　宮崎光行騎手　田中淳司厩舎　508 ±0）
８着　モリデンボス（牡２　54　松井伸也騎手　齊藤正弘厩舎　498 ±0）
１１着　エイシンオーガスタ（牝２　54　岩橋勇二騎手　田中正二厩舎　440 －8）
１２着　ワイルドサプライズ（牡２　54　五十嵐冬樹騎手　堂山芳則厩舎　458 ＋2）
１３着　エイシンホクトセイ（牡２　54　服部茂史騎手　松本隆宏厩舎　460 ＋2）


関係者コメント
５着　ハッピースプリント号
宮崎 光行騎手　
ゲートは良かったんだけど、やはり芝だとサッと好位に取り付くだけのスピードがないんですね。追って鋭く伸びるタイプではないから、序盤である程度いいポジションを取って押し切る乗り方をしたくても、芝だとどうしても付いて行くのが大変になっちゃいますね。前回（函館２歳Ｓ）もそうだったんだけど、やっとエンジンが掛かったと思ったらもうゴールですもんね。ジリジリは来てるんだけど、いつも脚を余しちゃうんですよね芝だと。パワーとか馬の能力なら、このメンバーでも勝てる力はあるんだけどね。やはりダートの方が走りやすいですね。

田中 淳司調教師
宮さんもゲート出してからハミ掛けて一生懸命、前に行かせようとしてくれてたんですけどね・・。芝の速い流れでも楽に前に付けられるスピードが足りないんですね。ダートや坂路の追い切りであれだけの時計が出る馬ですから、今日のメンバーで見劣る馬じゃありません。まぁ試してみないと判らないことなので、チャレンジ自体は良かったと思います。今後は一息入れて、サンライズカップから北海道２歳優駿をめざします。

８着　モリデンボス号
松井　伸也騎手　　
道中では、ちょっと掛かり気味でしたが、最後までしっかりと頑張ってくれました。今日の走りだと、芝も合いそうな雰囲気を感じましたね。

齊藤　正弘調教師
血統面から芝は未知数な部分がありましたが、最後もよく伸びていたし、離されないでくらいついていたので、よく頑張ってくれたと思いますよ。今後については、門別に戻って状態を見てからになりますが、デビューからここまで頑張ってくれましたし、少し時間をあけようかなと思っています。

１１着　エイシンオーガスタ号
岩橋　勇二騎手　
返し馬の感じも悪くなくて、いい状態で出走できました。今回は、ちょっと距離が長く感じました。短い距離の方がいいかもしれませんね。

田中正二調教師
長距離輸送でしたが、影響もなくまずまずの状態で出走できたと思います。スター
トは、よかったのですが、道中では良い位置をとることも出来なかったし、終いもも
たなかったね。残念です。

１２着　ワイルドサプライズ号
五十嵐　冬樹騎手　
出来るだけ前につけたかったのですが、あまり前に行くタイプの馬ではないので、中団からレースを進めましたが、最後もあまり伸びませんでした。現時点では、芝よりダートの方が向いていると思いますよ

１３着　エイシンホクトセイ号
服部 茂史騎手　
ゲートで落ち着かなくて・・。伸び上がってジャンプ発走になってしまいましたね。芝の走りは悪くなかったし、全然合うとは思うんですけど、ゲートですね、この馬は。

松本　隆宏調教師
きょうはゲートがすべてでしたね。地元に戻って頑張ります。



写真上：パドック（ハッピースプリント号）
写真中：ゴール前（ハッピースプリント号）
写真下：ゴール前（モリデンボス号）


写真・コメント提供　ホッカイドウ競馬支援室　神谷　健介 氏