１１月１８日（日）、水沢　第10競走　第４０回南部駒賞（2歳　ダート１６００ｍ　小雨・不良）にホッカイドウ競馬から４頭が遠征しました。
　
　レースは、コスモアックス号（林和弘厩舎）が先頭に立ち、オグリタイム号（米川昇厩舎）が2番手につけて、ミータロー号（田中淳司厩舎）が中団、スーパートレンディ号（堂山芳則厩舎）が後方からレースを進める展開。
　
　逃げるコスモアックス号をオグリタイム号が3コーナーでとらえて、直線では外から追い上げたミータロー号に３馬身差をつけて優勝しました。（１．４１．３）また、3着には逃げたコスモアックス号が粘り、ホッカイドウ競馬勢が1着～3着まで独占しました。



１１月１８日（日）
水沢　第1０競走　第４０回南部駒賞　ダート１６００ｍ　小雨・不良　結果
1着　オグリタイム号　牡２　55　川島 雅人騎手 米川 昇厩舎 　460　+2
2着　ミータロー号　牡２　55　服部 茂史騎手　田中 淳司厩舎 　468　+4
3着　コスモアックス号　牡２　55　井上 俊彦騎手　林 和弘厩舎　497　+7
6着　スーパートレンディ号　牡２　55　小国 博行騎手　堂山 芳則厩舎 　463　+9



オグリタイム号（牡２　栗毛）
父タイムパラドックス　母オグリビーナス　母父タイトスポット
馬主　小栗 孝一 氏
米川 昇調教師
生産者　野表 篤夫氏




関係者コメント
1着　オグリタイム号　
川島 雅人騎手
ハナへ行くことも考えましたが、内から井上さんが行ったので無理せず２番手で競馬を進めました。初コースで物見をしていた面もあり、馬が慎重になっていたこともあり、ササる面も見せなかったし、右回りに戻ったことで競馬もスムーズに運べました。

米川 昇調教師
馬場も馬場だったし、前めでと指示は出していました。状態も良かったし、やはり右回りと左回りでは全然、走りが違いました。前走は騎手がテン乗りだったことも影響したと思い、今回はクセをすべて解っている雅人で行かせてもらった点も結果につながったと思います。順調なら、川崎の全日本２歳優駿を目指すことになりますが、左回りがね・・。２度目になるので何とかクリアできるように調教していきます。この馬の長所はとにかく良い脚を長く使える点ですので、その長所を活かせるようなレースができれば。


2着　ミータロー号
服部 茂史騎手　
今日はいつもよりカリカリしていた面があり、スタートも後手を踏んでしまったのが全て。内をロスなく立ち回ることができ、早めに上がっていきましたが、道悪で前残りの競馬だっただけに、２着が精一杯でした。距離は、マイル戦でも大丈夫でしたが、とにかくスタートが全てです。

田中 淳司調教師
今日はなんだか装鞍からカリカリしていて、それが影響してゲートで腰を落として出遅れてしまいましたね。あれで序盤にポジションを取れなくなってしまい、最後まで響いた感じでした。


3着　コスモアックス号
井上 俊彦騎手　
内枠を引けたこともあり、ハナへ立てたことでいつもの気の悪さを見せることなくスムーズに競馬を進めることができました。強行軍の中でも状態は良かったし、渋太い競馬ができたと思います。

林 和弘調教師
内枠だったからテンから行ってほしいとの指示。うまく先手を取れたし、外に張ったり内にササッたりする悪癖も今日は見せなかったんですが、勝負処で気を抜いてしまったのかフワーッとしてしまったのが勿体なかったですね。ウチの所属での挑戦はこれが最後、今後は牧場戻って移籍することになると思います。


6着　スーパートレンディ号
小国 博行騎手　
道悪での時計勝負になってしまい、キャリアの浅いこの馬にとっては厳しい競馬となりました。ただ、向正面で上がっていく時の脚色は良く、まだ変わってくる可能性のある馬。この経験を生かし、今後の活躍は期待できると思います。

堂山 芳則調教師
この馬場だから、戦前からちょっと追走に苦労するかなとは思っていたんだけど、全然ついて歩かれなかったね。追い切りは良かったし、さすがにもうちょっとやれるかなと思っていたんだけど・・。この後は南関東に移籍することになりますね。








写真上：1周目（コスモアックス号、オグリタイム号）
写真中：ゴール（オグリタイム号）
写真下：口取り（オグリタイム号）

写真・コメント提供　ホッカイドウ競馬ひだか応援隊　神谷　健介 氏
コメント提供　楽天競馬スペシャルアドバイザー　古谷　剛彦 氏