9月23日(日)遠征結果(盛岡)
9月23日(日)、盛岡 第10競走 第14回ジュニアグランプリ(ファルブラヴ賞 芝1600m)にホッカイドウ競馬から4頭が出走しました。
最後の直線で、インから鋭く伸びたセラミックガール号(上田 健人騎手)がメロディアス号(桑村 真明騎手)の追い込みを3/4差振り切り優勝(1.39.9)。ホッカイドウ競馬勢が1着・2着を独占しました。
セラミックガール号(牝2 栗毛)
父ダイワメジャー 母アスクレピアス 母父ヘクタープロテクター
馬主 山口 裕介氏
田中 淳司調教師
生産者 ノーザンファーム
第10競走 第14回ジュニアグランプリ(ファルブラヴ賞) 結果
1着 セラミックガール号(牝2 54 上田 健人騎手 田中 淳司厩舎 505 -3)
2着 メロディアス号(牝2 54 桑村 真明騎手 角川 秀樹厩舎 443 +3)
5着 サマーフェニックス号 (牝2 54 五十嵐 冬樹騎手 齊藤 正弘厩舎 423 -7)
6着 ブエラ号(牝2 54 服部 茂史騎手 田中 淳司厩舎 444 -6)
関係者コメント
優勝 セラミックガール号
上田 健人騎手(大井所属)
服部さんたちに走る馬だって教えてもらっていたのですが、返し馬に行ったときに「これなら勝てる」と思いました。本当は逃げるつもりだったんですけど、出っぱがよくなくて。でも2,3完歩目で好位を取ることが出来たので、インでためながら追走していきました。盛岡の芝は短期騎乗で4,5回乗っていて、4コーナーから直線でインが開くことが判っていたので、そこをついていこうと思っていました。最後の直線は無我夢中で、一生懸命に追いました。初めて重賞を勝つことが出来て、本当に嬉しいです。
田中 淳司調教師
枠順が良かったので、道中もロスなく競馬が出来て、その分が大きかったですね。また、気の悪さを出したりせず、まじめに走ってくれました。この後ですが、今日の競馬で芝の方が良いことが判ったし、道営ではこの後、適当な番組もないので移籍する可能性が高いと思います。
2着 メロディアス号
桑村 真明騎手
道中はスムーズに行けていたんですけど、4コーナー手前で下がってきた馬を避けながら外に出す形になるロスがあったのが響きました。最後までシッカリ伸びているし、この馬の能力は出してくれたと思います。
角川 秀樹調教師
道中の位置取りも仕掛けも良かったと思うんだけど、4コーナーの不利がやはり大きかったですね。最後の差を考えても、レースに勝って勝負に負けた、とでもいう感じでしょうか。この後はオーナーと相談してですが、もう短い距離は使いたくないとの意向なのでエーデルワイス賞に向かうことはないでしょう。
5着 サマーフェニックス号
五十嵐 冬樹騎手
せっかくの内枠だったので、道中はインにこだわって行きました。その分、道中で2度ほど前が詰まってしまい、その分のロスが響いた感じです。芝の走りは良かったし、適性があると思うので今後も楽しみだと思います。
齊藤 正弘調教師
今回に限っては、体も減らしてしまったし、あまり自信がなかったのですが、まずまずの走りは見せてくれましたね。芝の適性はあるように思いましたので、今後については中央の芝レースも視野に入れながら、オーナーと相談したいと思います。
6着 ブエラ号
服部 茂史騎手
勝負処から押し上げて行く脚は見せてくれたし、能力は感じたんですが、直線に入ったらスタンドは見るわ右に左に物見ばっかしてしまって・・。思い切り、若さを出してしまいましたね。その部分が成長してくれば、今後も楽しみな馬だと思います。
田中 淳司調教師
勝負処で能力の一端は見せてくれましたけど、やはり外枠が響きましたね。今後については適当な番組もないので、南関東に移籍することになるかもしれませんね。
写真上:パドック(セラミックガール)
写真中:直線(内:セラミックガール、外:メロディアス)
写真下:口取り(セラミックガール)
写真・コメント提供 ホッカイドウ競馬ひだか応援隊 神谷 健介 氏