１１月１４日（日）、水沢競馬場で行われた第３８回南部駒賞（ダンスインザダーク賞）にホッカイドウ競馬から６頭が出走しました。レースは、クイックスター号（北海道）が逃げて、ベストマイヒーロー号（岩手）が２番手を追走。スタープロフィット号が先行、中団・後方からヤマトスバル号（北海道）、プリティーサンタ号（北海道）、スカイホークアイ号（北海道）、モリデンクーバー号が上位を伺う展開。
　直線では、クイックスター号とスタープロフィット号がベストマイヒーロー号に迫るも届きませんでした。

第38回南部駒賞　１６００ｍ　ダ・右　結果
２着　クイックスター　牡2　54　服部 茂史騎手（田中 淳司厩舎）
３着　スタープロフィット　牡2　54　桑村 真明騎手（角川厩舎）
４着　プリティーサンタ　牝2　53　小林 俊彦騎手（柳澤厩舎）
６着　ヤマトスバル　牡2　54　村上　忍騎手（岡島厩舎）
７着　モリデンクーバー　牡2　54　齊藤 正弘騎手（米川伸也厩舎）
９着　スカイホークアイ　牝2　53　阿部 英俊 騎手（國信厩舎）

関係者コメント
２着　クイックスター号
服部茂史騎手
（２番手につけた）勝ち馬がもっと出てくるかと思ったので仕掛けて出て行ったら、少し掛かってしまいました。千二までしか距離経験がない点も、厳しかったです。もちろん、相手も強かったのですが。

田中淳司調教師
序盤に掛かったのは誤算でしたが、恵まれない枠順から最後までよく頑張ってくれました。距離も初めてでしたので。この後はＪＲＡに移籍することになるようです。

３着　スタープロフィット号
桑村真明騎手
無難にゲートも出て、好位置で進められたのですが、経験がない分、小回りのコーナーでもたついてしまって。肝心の勝負処で置かれてしまったのが痛かったですね。

角川秀樹調教師　
小回りコースに慣れていないので、コーナーでのハミ掛かりが良くなかったですね。馬自身も未完成の部分が大きい。来年も北海道に残りますので、夏のJRAシリーズを見据えていくことになると考えています。成長力に期待したい。

６着　ヤマトスバル号
岡島玉一調教師　
初めての距離で掛かってしまいましたね。折り合いがつかず能力を出し切れませんでした。この後はこのまま岩手移籍となりますが、この距離に慣れてくれば将来は走ってくると思いますよ。

７着　モリデンクーバー号
米川伸也調教師
出遅れが最大の敗因ですね。前走も出遅れましたが、長い直線で取り返しが利く門別とは違いますから。冬場の予定は決まっていませんが、来季もホッカイドウ競馬で走りますので、さらなる成長に期待したいですね。

写真・コメント
日高軽種馬推進協 神谷健介氏