１２月１６日（水)の川崎競馬場で実施された第６０回全日本２歳優駿（JpnⅠ）[ダート 左 1,600ｍ　 曇・重]にホッカイドウ競馬から過去最多となる４頭が挑戦しました。
　レースは、ラブミーチャン号（笠松）とアースサウンド号（JRA）がレースを引張る展開でナンテカ号（北海道）が先行４～５番手につけ、中団からポシビリテ号（北海道）、ビッグバン号（北海道）、ブンブイチドウ号（北海道）が続く展開。最後の直線では、逃げ粘る２頭（ラブミーチャン号、アースサウンド号）にブンブイチドウ号がメンバー最速の38.2（上り３F）で強襲しましたが２着でした。

　ホッカイドウ競馬所属馬　遠征結果
２着　ブンブイチドウ（牡２　55 岩田康誠　角川秀樹厩舎　＋５）　
５着　ナンテカ　（牡２　55 内田博幸　角川秀樹厩舎　＋４）
６着　ポシビリテ　（牡２　55 松岡正海　林和弘厩舎　－３）
７着　ビッグバン　（牡２　55 桑村真明　角川秀樹厩舎　＋４）

２着　ブンブイチドウ号
岩田康誠騎手・・・この馬はホント走りますよ。鎌倉記念の時は物見してしまって一息の結果でしたが、今日は追えば追うだけ伸びるといった走り。こういう馬、好きです。今後も乗せてもらいたい馬ですね。

５着　ナンテカ号
角川秀樹調教師・・・１角の手前で挟まれる形になり、他馬とぶつかってしまったのが最後まで響きましたね。小回りでコーナーがきついコースでは起こり得ることではあるんですが、残念でした。

内田博幸騎手・・・１角で他馬に接触してしまい、その後は何ともなりませんでした。早めに２番手あたりに行ってしまえば良かったのかもしれませんね。

６着　ポシビリテ号　
林和弘調教師・・・今日はいい競馬をしてくれましたね。インから早めに行って、４角でも先行勢を追いかけて勝ちに行く競馬をしましたから。結果、着を拾うことはできませんでしたが、頑張ってくれたと思います。

７着　ビッグバン号
角川秀樹調教師・・・懸念していたことが現実になってしまいました。スタートから１コーナー手前までは良かったのですが、コーナーに入ったら外に張ってしまい、最後まで自分の走りが出来ませんでした。初めての左回りときついコーナー、これを克服できませんでした。今後については、未定です。

桑村真明騎手・・・馬の状態もよかったし、コーナーもさほど問題はありませんでした。
向正面での仕掛けのタイミングなど反省する点がありますね。



上：ブンブイチドウ号（パドック）
中：ポシビリテ号（パドック）
下：ビッグバン号


写真・コメント：日高軽種馬推進協　神谷健介氏